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文谷 有佳里 「 なにもない風景を眺める : 無常の情景 」

展示風景

展示風景

展示風景

なにもない風景を眺める
2012年
紙にインク
54.5 × 78.8 cm


→作家紹介
Gallery Artist
 
開催日時

2012 年6月27日(水)〜7月22日(日)
12:00〜19:00
月・火曜日及び7/8(日)〜7/11(水)休廊

展覧会について

 文谷有佳里は、1985年に岡山県に生まれました。2008年に愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻卒業。2010年に東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。現在、愛知県に在住。
 ペンやカーボンを使い、即興演奏のように様々な線を描く独特のドローイングで早くから注目を集めてきました。2010年には群馬青年ビエンナーレに入選、また、あいちトリエンナーレに参加。2012年には「ポジション2012 名古屋発現代美術〜この場所から見る世界」名古屋市美術館(6/2-7/16)に参加しています。
 「なにもない風景」というタイトルが示しているように、文谷の作品に具体的なモチーフは登場しません。直感で引かれる様々な線は、即興ならではの緊張感と豊かな表情をもち、活き活きとした作品体験へと導きます。
 Gallery Jin Projectsで2回目の個展となる本展では、新作約25点を展示予定。迫力を増していくドローイングと、銅版画による新たな線の魅力をお楽しみ下さい。

コンセプト:
「手の書き癖から生まれる線を自由に走らせ、それらを描き進めてゆく中で生まれてくる構造によってひとつの画面にまとめる。遊び心を持って即興で直感的に描くことによって、潔さと解放感を画面に浮き上がらせる。」(文谷 有佳里)


 

 

 

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